かながわ検定とは
 
第11、12回横浜ライセンス
※「第11回かながわ検定・横浜ライセンス」はおかげさまで 無事終了致しました。

第12回本試験
2017年3月26日(日)
会場:横浜市立大学
金沢八景キャンパス
インタビュー・合格者の声

歴史と歴史がつながる面白さを発見

平尾文代(ひらお・ふみよ)さん

そごう横浜店 婦人雑貨部

第5回かながわ検定・横浜ライセンス1級合格

Q.受験のきっかけは何でしたか?

そごう横浜店ではスタッフのかながわ検定受験を応援しています。私も社内に掲示された検定案内を見て受けようと思いました。横浜に住み始めて40年くらい経ちますので、地元のことを学んでみたいという気持ちは以前から持っていました。初めは受験参考問題集『よこはま百問』で勉強しながら3級、2級と進み、今回1級に合格することができました。

Q.合格の秘訣を教えてください

1級は筆記試験ですから書いて覚えるよう心掛けました。特に私が気に入っている勉強法は、横浜18区の地図を実際に描いてみること。そこに地名、道路、鉄道、川などを描き足していくことで、実はいろいろな物事がつながっていることに気付きます。すると今度は地名から関係する人物名が浮かぶなど、つながりが、さらに広がっていきました。ひとつの物事が別のことにも関係している、その連続で覚えることができたので、あまり苦労したという感覚はありません。

イメージが湧かない時は実際に足を運びましたし、南武線や鶴見線など鉄道にも乗りました。勉強を始めてから訪れると、いつもなら見落としてしまいそうな案内も目に入ります。案外いろいろな所に歴史や由来が記されていることが分かりますよ。

Q.ライセンスの活かし方、今後の目標は何ですか?

平尾さんは「揮毫」の有資格者として、のし紙の毛筆も担当。

横浜には「ハマトラ」などファッションの歴史もありますから、それを知っておくことは売り場でも役立ちます。例えば、お土産を選ばれるお客様に、元町の老舗キタムラの創業が明治15(1872)年であることをお伝えすると喜んでいただけます。また、小さなお子さんの話し相手になって、「赤い靴の女の子は『岩崎きみちゃん』というのよ」と教えてあげると興味を持って聞いてくれたことも。お客様とコミュニケーションをとるうえで、知識があると便利だなと思いました。

そごう横浜店には観光のお客様が大勢いらっしゃいます。「横浜ちょこっと観光インフォメーション」の役割も担っていますので、横浜の百貨店としてプラスアルファの働きができたらとスタッフ一同心掛けています。

Q.最後に神奈川・横浜への想いをお聞かせください。

「社内で表彰していただき勉強の疲れも飛びました(笑)」

東日本大震災の被害の大きさを知るにつけ、かつて横浜も関東大震災の後、原三溪が復興に尽力したり、がれきを埋め立てて山下公園が造られたりと、ものすごいパワーで災害を乗り越えた歴史があることを思い出さずにはいられません。

横浜の人に「出身はどこ?」と聞くと、ほとんどの方が「神奈川」ではなく「横浜」と答えるのではないでしょうか。きっと、それだけ市民にとっても特別な土地なのでしょう。東京のどの都市とも異なる、横浜のカラーや個性をお伝えしながら、これからも接客していきたいと思います。後々はボランティアで観光案内にも挑戦したいので、勉強は続けていきます。